全体図の1ブロックずつを、中で何工程に分かれ、誰と何をやりとりしているかまで分解した解説。1ブロック=1ページ。
抽象度 Lv.4(技術用語+システム上のやりとりまで/製品名・ライブラリ名は書かない)13ブロック全部の詳細ページが揃っています。 どのページも同じ形で、概要 → 位置づけ → 処理内容 → なぜここにあるか → 工程表と書き下し → そこから見えること → 失敗時の挙動 → 未確認事項 の順に並びます。 工程表の各行には「やさしい説明」と「技術的には」の2つの段落を付けてあるので、 流れだけ追うことも、通信の方式まで踏み込むこともできます。
12あるAPIすべての先頭に立つ門。実は「サインイン済みか」の1ビットしか見ておらず、誰であるかは一切区別しない。 本番以外では確認そのものが素通しになる点も含め、このアプリの安全性はここの前提に全部乗っている。
Notionの3つのDBを1ページも残さず取り切る、いちばん重い読み取り。 ここで全部渡してしまうから、このあとTagを付け外ししても通信が1回も起きない。 件数の上限が無いのが唯一かつ最大の弱点。
Notion本文を12,000文字まで取り出し、ブラウザ側で重要な4文を抜き出す。 AIは使わず、文を2文字ずつに刻んだ重なりの数え上げだけ。 ここで作った特徴量が、5番と6番の推薦にもそのまま使われる。
本文が空のときだけ動く代役。行き先が事前に決まっていない唯一の通信なので、 安全検査がアプリ中でいちばん厚い。日経・NewsPicksのような購読サイトでは、 あえて 401・403 を失敗扱いにせず冒頭を読み取る。
「そのまま含まれていれば140点」「整理用Tagなら45点減点」―― 点数の設計に作者の判断がそのまま出ている。推薦は通信ゼロ・AIなし。 新規作成のときだけNotionへ書き込み、その前に必ず同名を照合する。
安い材料(題名)で9件まで削ってから、高い材料(本文)を読む二段構え。 下読みの結果で順位が入れ替わるので、「題名は違うが中身が近い」候補が浮上する。 Notionの回数制限に合わせて3件ずつ・0.9秒間隔で問い合わせる。
保存より先に画像だけをNotionへ預けてしまう。本当の成果物は画像ではなく、 中身から計算した64桁の指紋。これが8番で「同じ画像を二重に貼らない」ための目印になる。
このアプリの心臓部。16工程のうち実際に書くのは4つだけで、残りは全部 「書いてよいか」と「狙いどおりに書けたか」の確認。二重書き込み対策が3段構え。 Notionへの往復は1回の保存で20回前後になる。
保存とは別のもう1つの出口。8番と同じ骨格を小さくしたもので、往復はたった2回。 処理済みのノートは捨てられないという制約があるから、削除が知識の網を壊さない。 完全に消す経路はどこにも用意されていない。
このアプリの知識観がいちばん出ている場所。関連づけで繋いだだけでは知識になっていない、 本文で引用して初めて知識になる――という区別を、本文の再帰的な走査で機械的に検出する。 一度処理したノートへ戻れる唯一の入口でもある。
ABC Noteの章立てをカードの並べ替えで組み直す試作。本文のブロックそのものを動かす、 アプリで最も危険な処理。対象の固定・題名の確認・危険な節の凍結・種類の限定という4重の安全装置が掛かり、 「消えるより重複するほうがまし」という順序で動く。
この2つだけは流れの順番ではありません。 12番は1番より前にある土台(画面がどこで動いて、どうやって出てくるか)、 13番は3番と8番の間で動いている編集欄です。 1〜11を読んでからのほうが「なぜこうなっているか」が分かるので、あとに置いています。
1〜11が「何をするか」なら、ここは「それがどこで動いて、どうやって画面が出るか」。 サーバーが返すのは中身の入っていない枠だけのHTMLで、データはあとからブラウザが取りに行く。 実行環境が要求ごとに変わりうるという性質が、8番の鍵や各所の控えの効き方を決めている―― 他のブロックに残した「未確認」の多くは、元をたどるとここに行き着く。
いちばん長く触れる編集欄。中身は「入力しても画面が重くならないようにする」ための作りが大半で、 3層の工夫が入っている。推薦の作り直しは自動ではなくボタンを押したときだけで、 画面にもそう明記されている。機械が追いかけるのをやめて、人に決めさせる判断。
502 を返すだけ。
Notionを正本と決めた以上、直すのはNotion側で人が、という割り切りが徹底している。※ 2026年8月14〜15日時点の zettelkasten-inbox のプログラムを読んで作成しました。過去の設計資料は参照せず、いま動いているコードだけを根拠にしています。
※ 番号は処理の流れに沿って 1 から新しく振っています。同じアプリの別の解説資料とは番号が対応しません。